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_ingは、もう売れています。
足りないのは売り方の型です。
_ingを始めて約2年です。ここまでで何ができて、何が足りないのかを、 数字のまま正直に並べます。そのうえで、今期やることを3つに絞りました。 社員のみなさんが「自分はどこに関われるか」を見つけられるように書いています。
01いま、どこにいるか
まず、知っていただくことは達成しました。
そして、ちゃんと売れています。ここは社内であまり共有されていないところです。
(パーティション3社・アート2社/1社は両方)
(うち100万円は内定)
(キャンバス2点+パネル1点)
出典=案件ステータス台帳(2026年4月7日時点)+社長(2026年8月11日)。台帳が正本です。会社名と個別の金額はここには載せていません。
広告換算値は社内資料に 5,877,600円/7,378,400円/約780万円 の3つの数え方があり、幅で書いています(記事数も40件と42件の記載あり)。社外にお出しする数字は長田さんにご確認ください。
売り方が、まだ一部の人の頭の中にしかないのです。
今期やるのは、その頭の中を型(メニューと価格)に出すことです。
02なぜ、広がっていかないのか
これは推測ではありません。社内の話し合いで、私たち自身が出した答えです。
共感で止まっている
「すごい」「素敵」で終わってしまい、お客様の自社の困りごとに結びついていません。
効果が伝わっていない
お金をかけると会社がどう良くなるのかを、こちらが言葉にできていません。
進め方が見えない
いくらで、どれくらいの期間で、どう進むのかが分からない。だから相談のしようがありません。
説明できる人がいない
社内資料にはこう書いてあります ——「空間提案(ができる人がいない)」。ここが正直なところです。
社内の資料の中に「導入企業はゼロ」と書かれた版がありました。実際には台帳のとおり、 すでに何社にも導入いただいています。つまり 売れた実績が、社内で共有されていません。 共有されていないので、次の1社を取りに行くときの手本にもなっていません。
03手は、すでに打ってあります
社長が示した改善策は7つあります。大事なのは並び順です。
| いつ | やること | いま手元にあるもの |
|---|---|---|
| 今期 (もう始まっています) | ① 設計の段階で、うちの提案製品を選んでいただく | 切替提案シートが公開済/標準図163本が引ける |
| 今期 | ② それを自社のオフィスで見ていただく | 2階(働く場所)と3階(展示)の導線ができています |
| 今年度〜来年度 | ③ 交流から、紹介・提案・採用につなげる | 見学者は来ています。ただし数えていません |
| 今年度〜来年度 | ④ アートオフィスをつくる | 11月25日のオープニングに鷲田館長がご登壇くださいます |
| その先 | ⑤⑦ リノベの市場へ | 能登の物件を検討中 |
⑥「小規模でありながら新たなモデル構築」は、①〜⑤⑦がうまくいった結果なので、並べていません。
04今期やることは、3つだけ
- 売れた案件を、分解して型にする
いちばん大事なのは、新しいお客様を探すことではありません。 すでに買っていただいた案件が、なぜ決まったのかを分解することです。 何がきっかけで、誰が決めて、いくらで、どう進んだのか。手本は、もう手元にあります。 これを言葉にできれば、次からは社員のみなさんが自分で取りに行けます。
- 武器をそろえる
価格・期間・進め方・ヒアリングの質問・お客様の声を1か所にまとめました。これは今回できました。 足りないものが出てきたら、どんどん足していきます。
- 「穴を開けない」を売る
うちは磁石で留める仕組みを4つ出願しています。共通する価値は穴を開けないこと。 だから賃貸のオフィスでも使えて、退去のときに外して持って出られます。 お客様が買うのは工事ではなく、持ち運べる資産です。
05売り物は3段にしました
いきなり「フロアまるごと」を出すと、金額で止まります。小さく始められる段があることからお伝えします。
| 段 | 中身 | 費用の目安 | 効く相手 |
|---|---|---|---|
| 1 | 作品を飾る | 約10万円/1スパン〜 | まず1面から試したい会社・賃貸で工事ができない会社 |
| 2 | 間仕切+アート | 数十万円〜 | 会議室や応接を1室つくりたい会社 |
| 3 | 空間ごとリノベ | 約1,050万円(自社2階の実額) | フロアを丸ごと変えたい・古い建物を使い直したい会社 |
06誰が、何をやるか(案)
Vol.3(指江さん展)に向けた分担案です。社長ひとりの仕事にしないための表です。
| 役割 | 中身 | 担当(案) |
|---|---|---|
| プロジェクトリーダー | 全体の取りまとめ・外部との交渉 | 長田さん |
| アーティスト窓口 | 指江さんとの連絡・作品の調整 | 松田さん |
| 展示構成 | 展示の配置・搬入の指示 | 加藤さん |
| 広報 | SNS・メディア対応・ホームページ | 髙桑さん、髙田さん、浅加さん、浪分さん |
| デザイン | フライヤー・パッケージ | 松田さん、佐次さん、浪分さん |
| 写真・動画 | 記録と発信の素材づくり | 髙田さん、浅加さん、浪分さん |
| 運営 | 搬入・設営・当日の運営 | 佐次さん |
| 法務 | 契約書・権利関係・保険 | 長田さん |
| 2階リニューアル | 商品としての企画・広報 | 河崎さん |
出典=社内『これからの_ingについて』。あくまで案です。8月19日の打ち合わせで決めます。
07今日・明日でやれること
大きな計画より、こちらのほうが大事です。全部やる必要はありません。自分のところを1つで十分です。
営業の方へ 5分
次に出すお見積り1件だけを、標準品の版と提案製品の版で2本並べてお出しください。選択肢をお見せする場面が、いまありません。
現場・設計の方へ 1分
これから触る自社の部屋は、着工前に1枚だけ写真を撮ってください。ビフォー写真が無くて、いま説明に詰まっています。
ご案内する方へ 30秒
見学に来られた方を4段で数え始めてください ——「来た/相談があった/見積を出した/受注した」。数えるだけで十分です。
全員へ 3分
「うちの間仕切が、誰の何の役に立った瞬間か」を1つ思い出してみてください。次の打ち合わせでうかがいます。
すでに納めた案件に関わった方へ 10分
あの案件が、なぜ決まったのかを3行で書き残してください。きっかけ・決めた方・決め手の3つで十分です。 これが今期いちばん価値のある情報です(いま社内のどこにもありません)。
08今期、あえてやらないこと
- 展覧会の運営そのものの改善 —— すでに3回まわして形になっています。今期の主戦場にはしません
- 新しい発信の仕組みを増やすこと —— いま足りないのは発信ではなく、受け止める側です
- 新しいお客様を10社同時に探すこと —— 先にすでに売れた案件を分解します。手本が先、開拓は後です
- 資料を増やすこと —— 増やすほど読まれなくなります。武器箱1つに集約します