協議のためのたたき台 — 決定事項ではありません

_ing Exhibition Vol.3 に向けて

_ing lab 1986

壊さないリノベ、物語を紡ぐ。
この実証を、展覧会でどう見せるか。

2026年8月19日(水)10:00 指江昌克さんとの打ち合わせ
小松ウォールアイティ株式会社 _ing プロジェクト

_ing 小松ウォールアイティ株式会社
01展示したいのは、答えではなく問い

古い建物は、本当に壊さなければ
ならないのか

壁を壊さずに、空間の価値は
変えられるのか

照明とアートとサインだけで、
人はそこへ行きたくなるのか

遠くない未来、空き家は確実に増える(地域みらい — 地域未来カルテ・本日公開)。それを活かす手段を、自分たちの建物で先に試す。

02構想の骨子

自社のアパートを、
実験場にする。

建物当社保有の倉庫兼アパート(平成初期・軽量鉄骨造)。アパート部分は長く使われていない
ルール既存の壁を壊さない。壊すのではなく、重ねる。造り直すのではなく、編集する
手段パーティション・照明・サイン・アート=空間の編集だけで価値を変える
目標短工期 × ローコスト × ハイリターン。既存壁の解体ゼロ
03_ingの物語のどこに置くか
これまで

自社オフィスで実証した

オフィスを変えたら、人が来るようになり、採用が変わり、空間が企業価値に効くことを実感した。

これから

条件の悪い空間で再現する

その経験を、長く使われていない古い空間でも再現できるかを検証する。展覧会では「完成した事例」ではなく「これから検証する未来」として見せたい。

データで見えた未来(地域みらいカルテ)→ 自分の建物で試す(このアパート)→ 型にして提供する、の一本線。「物語を紡ぐ」は、経営理念「空間に新しいストーリーを」の続きの言葉。

04この建物だからできること

同じ建物、同じ間取り。
違うのは、空間の編集だけ。

A

現状を残す比較室

築年数・広さ・間取り・仕上げが同じ部屋を、ほぼそのまま残す(清掃のみ)。

B

壊さない編集の実験室

既存壁の前にパネルを重ね、照明とサインとアートで編集する。材料費・工期・人工など数字はすべて公開する。

左右対称の2室が同時に見られる=ビフォーアフター写真ではなく、同条件の実物比較になる。

05B室で試す4つの編集
既存壁の前にパーティションパネル=更新可能な壁。マグネットでアート・写真・サイン・小さな棚を付け替えられる
シーリングをダクトレールに。スポットでアートを照らし、壁際にLEDライン照明。工事は最小、陰影と奥行きは最大
サインロゴ・文字・コンセプト・誘導。「古いアパート」を「意図を持ってデザインされた場所」に変える仮説の主役
社員が自分の手で施工を試す場にする(まずは経営層+手を挙げた数名から)。試す→失敗する→改善する、を社内ノウハウにする
06完成イメージ — 一枚で伝える7つのこと
_ing lab 1986 完成イメージ(AI生成)1234567

完成イメージ(AI生成のたたき台)。番号は下の凡例と対応しています。

1壁は壊さず「貼る」 — 既存壁の前にパネルを重ねているだけ
2天井と壁の境目の目地にLEDライン照明
3巾木部分にもLEDライン照明
4ダクトレール — ペンダントと、壁のアートへのスポット照射
5マグネットで編集できる壁 — アート・写真・サインを何度でも付け替え
6壁が二重になる — 防音・断熱の向上につながる(壊さない利点)
7カラーリング — 工業製品の色彩が、住宅をアップデートする
07展示の見せ方(案)

会場に「次の実験」の一角、
本物はアパートで。

会場に置くもの

  • A/B同アングルの写真の対・平面図・築年
  • 費用と工期の公開ボード
  • 編集壁の実物1枚(触れる・貼れる)
  • 使用予定の照明・サイン案

来場者に参加してもらう

  • A/B投票 — どちらを使いたいか・何に使いたいか
  • 価格当て — いくらの工事に見えるか
  • 編集体験 — マグネットで1枚、壁を編集してもらう

会場で完結させず、アパート現地の予約制見学へ導線を引く。答えの回答数・見学数そのものが市場調査になる。

08測ること

掛かった原価と、
感じてもらえた価値の差。

主役 1価値の倍率=「いくらの工事に見えたか」÷ 実際に掛かった費用
主役 2A/Bの差=家賃・利用料をいくら上乗せできると感じるか、の2室の差
主役 3相談への転換=見学から_ing・当社への相談につながった数
正直さ価格当ては費用を明かす前に聞く。結果は回答数(n)付きでしか語らない。編集で変わらなかったことも開示する
09本日、指江さんと協議したいこと
1
この実験に、作家としてどう関わっていただけるか 例えば、B室の壁の1面を指江さんの編集に委ねる。シャッター《COUPLER》と同じ「建物にアートを重ねる」文脈の続きとして。
2
展覧会の中に「次の実験」をどう置くと美しいか 主役はあくまで指江さんの作品。展示の一角としての置き方・大きさ・距離感を、作家の目で。
3
名称「_ing lab 1986 — 壊さないリノベ、物語を紡ぐ」へのご意見 この名前でいきたい。ロゴ・表記のかたちは、_ingのVIを手がけてくださった指江さんとご一緒に作れたら。
4
来場者参加(投票・価格当て・編集体験)の是非 展覧会の空気を壊さない参加のかたちはどこまでか。
5
スケジュール感 11/25開幕から逆算すると、10月末に部屋を仕上げ、9月に段取り確定、8月中は準備と記録。
10会社側で持ち帰る宿題(本日は決めません)
出口実験が終わったあと、この部屋を誰がどう使うかを先に決める
電気ダクトレール・LED増設は電気工事が伴う。分電盤容量・工事体制の確認
安全人をお招きするための確認(消防への相談・保険・建物の状態)
記録改修前のいま=A室とB室が同じ状態のうちに、写真と動画を残す
費用費目ごとの上限を先に決めてから設計する

本資料は協議のためのたたき台です。内容はすべて、本日のご意見をうかがって作り直します。

_ing 小松ウォールアイティ株式会社
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